2005年11月26日

メジャー志向

今日は、この話題を避けるわけにはいかないようだ。ホントは別のことを書こうと思ってたけど…。

● 和田&新垣がポスティング移籍要望へ(日刊スポーツ九州)
和田と新垣が今オフの契約更改交渉で、来オフ以降のポスティング移籍を訴えるらしい。

まずFAは選手の権利だが、ポスティングは球団の権利。その事は球団代表も述べている
※ 球団代表のコメントは ⇒ 球団側は全面的に否定
選手がポスティング・システムでの移籍を希望する場合、まずは選手が声を上げない限り
球団側は当然、全く検討すらしないので、選手側が移籍希望を発言すること自体は間違っていない。

しかし、権利を主張するのは一向に構わないが、権利を主張するということは当然「義務」を
伴うもの。一般常識として、これは当然のことである。
この義務とは何か?個人的には「球団・ファンが納得する成績を残し続けること」だと思う。

では果たして、和田・新垣がポスティングでメジャーに行くための、球団そしてファンが
納得する成績を残しているのか?答えは「NO」だと思う。
てか、この2人は入団してまだ3年やろ?4〜5年で移籍したいなんて、如何なものか?って思う。
少なくとも私は納得しないよ。

自分自身の腕に覚えがあるのなら、何歳だろうとFAを取得した後に行ってもいいんじゃないの?
年齢的な問題は確かにあるかもしれないが・・・。てか、こんなのを球団側が認め続けると
ホークスに限らず日本の球界自体が、おかしな状態になると思うよ。例えばサッカーとは
海外の事情も含め、システムが根本的に違うんやから。

そもそも「ポスティング・システム」の中身自体、とんでもなく不完全な悪法やと
思ってますんで、私は・・・。 この制度自体、どうにかならんものでしょうか?

まぁ〜入団時に「将来、ポスティングでの移籍を認める」等の約束していた場合、移籍を前提とした
入団契約とみなされ、完全に野球協約違反となるので、そういう約束はないと思うが・・・。
※ 井口の場合は、移籍を前提とした約束とは言い切れなかったので、協約違反にはならなかった。

何にせよ、球団とファンにとって頭の痛い問題ですね・・・。和田と新垣の気持ちも分かるが・・・。
【追記】和田は、『ポスティングの「ポ」の字も言っていない』と後でコメントしていたらしいけど
このテの話はファンは敏感やから、影響力のある選手は特に、自身の発言とかは
気をつけた方がいいと思うよ。誤解を招きかねないことは言わない方がいい。



その他、今日はこんなニュースが流れてました。
● ソフトバンクが捕手を補強 前中日の田上捕手(共同通信)
2人受けていたテストのうち、田上が選ばれましたね。決め手は九共大出身だから?(違

● 欽ちゃんがトライアウトで前ソフトバンク・出口にアプローチ(サンケイスポーツ)
昨日、神戸総合運動公園サブ球場で第2回目となる合同トライアウトが行われ
ホークスからは、松・中村・加藤・田中・出口の5選手が参加してました。
第2回目のトライアウトは、例年だと採用の確率が極めて低いテストではありますが
一人でも二人でも採用されることを願うばかりです。
※ 出口!誘いがあったぞ(笑)でもあなたは、まだプロでやれると個人的に思っているので
くれぐれも「欽ちゃん球団」には行かないように!(← マジで!)

ちなみに、第1回のテストの後、元ホークス・佐久本(前阪神)が先日、横浜に採用されましたね。
今はホークスの選手ではないけど、1年でも長く現役を続けられるよう頑張れ!佐久本!!
● 横浜が佐久本を獲得(デイリースポーツ) ← 22日のニュース
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posted by 国王 at 23:46| 福岡 ☁| Comment(4) | TrackBack(9) | 2005〜06年ホークス・オフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする