2005年12月12日

査定はドンブリ勘定?

2日ぶりの更新となりました。日曜日以降、和田投手の婚約発表一色となったホークス関連ニュース。私も土曜の「すぽると」を見ていたので一応知ってはいたのですが、和田投手が羨ましいので
あえて触れないようにしていました。
● 和田が仲根を伴りょに世界一へ(日刊スポーツ九州)
とりあえず、おめでとさん♪ お幸せに!!

で・・・硬派なブログを目指す?国王は、今日は全く違うことを記事にしておきます(笑)
今日、ちょっと気になったニュースはこちら。
● 馬原は3100万円アップ(日刊スポーツ九州)
馬原投手が3100万円UPの5000万円(推定)でサインしたことを報じるニュースですが
私的には2500万円UPの4400万円くらいかなぁ〜って勝手に予想してたんですが
思ったより上がりましたね・・・。でもこれはこれでいいんです。選手にとっては励みになるし
決して悪い話ではありません。ただ気になったのが、交渉の過程。

当初の球団提示額は、2600万円UPの4500万円。しか〜し!2時間10分の話し合いの末
500万円の上積みで5000万円になったとのこと。
通常、査定担当者は年間全試合チームに帯同し、各選手の査定を細かく行うもの。その結果
弾き出した数字が4500万円のはず。しかし、年間通じての査定が選手と2時間ちょっと
話し合っただけで500万円もの上積みがされてしまうとは、如何なものか?

おそらく球団側は「5000万円までならOK」と交渉前から考えていたものと想定される。
仮にそうであれば、最初の提示でスパッと5000万円提示するべきではなかろうか?
『契約更改交渉』である以上、球団側が少しでも値切りたいのは理解できる。ビジネスなんやから。
それにしても、たった1回の交渉で馬原クラスの年俸の選手の提示額が500万円も動くのは
普通とはいえない。

球団側がこういう姿勢を示すのは、この後に契約更改を控える選手にも悪影響を及ぼす可能性がある。こんなことやってると、億単位の選手の交渉だと、揉める選手には交渉を行っただけで
1000万・2000万の上積みって感じのドンブリ査定的な年俸の変動が起こりかねないので
球団側にはかけひき無しでその選手に出せる精一杯の額を、最初から
選手に提示すべきではないだろうか?そっちの方が選手もスッキリするだろうし
球団側としても、トータルで考えると想定内の出費で抑えることに繋がるのではないでしょうか?

「100」として想定したものに対し「99」辺りを提示すれば、大抵の選手はサインしますよ。
それを「95」とか「90」って感じでケチると揉め事になって、結果的に「105」出して
しまったなんてなると、球団側は目も当てられないやろ。
機械で弾き出せない価値を算定する場合の交渉って、そんなモンだと思いますよ。
人と人との交渉ですから、とにかく『誠意』は一番最初に見せておいた方がいいと思います。
ヘタに出し渋りすると揉める選手が続出し、かえって厄介になるんじゃないかなぁ〜・・・。
って、馬原の交渉の記事を読んでエラそうに(笑)思いました。

その他、他の選手の契約更改の状況を書いておきます。ホークス契約更改(12月12日分)
・・・。星野、保留しましたね。一般的な査定として、年俸7000万円の先発投手の場合
21〜22試合の登板で、9勝6敗が現状維持のラインだと思うのですが?
・・・あ!この査定方法2年前やった(笑)今はどうなんやろ?最近疎いなぁ〜私・・・。それでも200万円しかUPしてないというのは、常識的な査定だと思うよ。ベースが7000万円だし。
投手名年 俸成 績
新年俸増減額旧年俸試合セーブ防御率
星野 順治保留△ 2007000194.30
馬原 孝浩5000△3100190042223.08
佐藤 誠3600± 03600273.46
竹岡 和宏1000▼ 2001200162.31
野手名年 俸成 績
新年俸増減額旧年俸試合打率打点本塁打盗塁
吉本 亮1100▼ 2001300.333
本間 満3200± 03200102.26221
※ 年俸の△はアップ、▼はダウン。試合数の★は2軍での成績(1軍出場なし)
なお、契約更改一覧は⇒にも掲載されています。 2006年度ホークス契約更改


・・・・・・。今日はちょっとネタがなかったので、契約更改についてだけちょっと突っ込んで
書いてみました。実は今日は違う記事をエントリーしたかったんだけどね(;´▽`A``
なぜ違う記事が書けなかったのか?理由は「続きを読む」に書いておきます。昨日と今日は散々や(涙)
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posted by 国王 at 23:48| 福岡 ☁| Comment(8) | TrackBack(4) | 2005〜06年ホークス・オフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする