2006年01月30日

カラスコを数字で検証

今日はこの話題に触れたいと思います。(多分、興味のある方はほとんどいないと思いますが)
● 新外国人カラスコが来日(日刊スポーツ九州)
29日に来日した新外国人・カラスコ。昨年はロイヤルズで先発ローテ入りし、通算14勝15敗。
年俸2億円のバリバリのメジャーリーガーということで、大きな期待を集めていると噂?の投手
ですが、果たして本当に凄い投手なのか?以前にも個人的に検証しましたが、今日はブログにて
新聞等ではあまり書かれていない、昨年度のカラスコの成績を基に検証したいと思います。

【投手名】ダニエル・J・カラスコ【2005年所属チーム】カンザスシティ・ロイヤルズ(KC)
(登板数)21[先発20] 6勝8敗0S 防御率:4.79
(被打率).287 (WHIP)1.62 (投球回)114.2 (被安打)129
(被本塁打)11 (失点)67 (自責点)61 (奪三振)49 (四球)51 (死球)6

※ WHIP:1イニングあたりの被安打と与四球 =(与四死球+被安打)÷投球回

まず、典型的な打たせて取る投手と言えます。グーリン先生のような感じでしょうか?
奪三振率は3.85。少なくともリリーフ、特にストッパーには不向きと言えます。
大事な場面で三振が狙えないのは、リリーフとしてちょっと厳しい。少なくともカラスコが
投げるときは特に、バックが他投手の時以上にしっかりと守らないといけませんね。
そういう投手の宿命か?投球回数の割りに失点と自責点に差が見受けられます。

そして私が最も気になったのがWHIP。⇒(与四死球+被安打)÷投球回

・・・。1.62? ・・・・・・これって、ちょっとマズいんじゃない?走者出しまくり!
ちなみにホークスで、昨年この数値が悪そうだった投手を探してみました。←おぃっ
フェリシアーノ 1.32、神内 1.57、吉武 1.39、新垣 1.53
(参考)2004年グーリン先生 1.66

余談ですが、昨年ボコボコに打たれた印象のある、西武・河原は1.51。

・・・・・・。MLBとNPBという全く違う土俵なので、一概に比較しにくいのですが
来年ホークスファンは


グーリン先生が登板した時の様な

ハラハラ感を感じそうです!



・・・それでも抑えるのならイイかもしれないけど、防御率4.79って所が微妙・・・。
果たしてこの数字が、そのまま今年の日本での活躍度の目安となるかどうか、こうして
書きながらも、ちょっとよく分からない国王ですが、少なくともこれだけは言えそうです。


リリーフで起用するのは危険!!



しかし、カラスコに頑張ってもらいたいという希望もありますので、できれば日本での
大化けに期待したいと思います。
・・・・それにしても、この投手に2年契約5億って高過ぎないか?かなり疑問だ。
以上、数少ない数字のみで検証したカラスコ評でした♪

その他、今日はこんなニュースが気になりました(古いニュース多数あり)
● フジがコミッショナー要望拒否(デイリースポーツ)
球団に対する影響力がどうのじゃなく、二重保有そのものが違反じゃないの?
これってヤクルト球団の拡大解釈といえばそれまでなんだけど、なによりこんな状態を
長年黙認してたNPBって一体?・・・今頃NPBが言っても、断られて当たり前じゃない?

● 肖像権訴訟を統合(デイリースポーツ)
なんだか泥沼の争いって感じがしますが?選手会の訴えもどうかな?と思いますが・・・。

● 故藤井氏をしのぶ野球教室が開催(日刊スポーツ九州)
藤井さんって文字を見ると、なぜか引き締まった気持ちになります。

● 片岡安祐美にボビーデレデレ(デイリースポーツ)
かわいらしい女性を見るとデレデレになるのは、万国の男性共通のようです(笑)

● 男のバットは硬くなきゃ!清原のマル秘兵器は『X BAT』(SANSPO.COM)
見出しの意味が怪しいです(爆


今日は皆さんにとって関心のある内容ではなかったと思いますが、どうぞご了承下さい。
ちょんまげズレ様

posted by 国王 at 01:45| 福岡 | Comment(12) | TrackBack(3) | 2005〜06年ホークス・オフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする